先週の夏季休暇で体を休めたはずなのに、何故か疲れを感じる。体がだるい、食欲がない、気力が起こらない、集中力が続かない。
そんな症状はありませんか?
夏季休暇に遊びすぎたり、奥さんやご主人の実家に行って気づかれしたりした場合を除いてのことですが、もしかしたら連休前の「疲れているのが当たり前」で疲労感が麻痺していた状態から、少し休んだことで体がやっと疲労感に気づくようになった可能性もあります。まずは夏バテ度チェックから始めてみましょう。
あなたの夏バテ度は?
・暑さで火を使わない料理が多くなっている。
・冷たいジュースや炭酸飲料をよく飲む。
・冷房のきいた室内で過ごすことが多い。
・入浴はシャワーだけで済ますことが多い。
・階段よりもエスカレーター・エレベーターの使用が多い。
・水分補給があまり十分ではないと思う。
・運動習慣がない。
・外出から室内に戻っても服装は同じ。
・荷物を持ったり肩にかけるのは左右どちらかに決まっている。
・昼食はパンや麺類で済ませることが多い。
チェックが0~3 夏バテ度30%以下
生活習慣そのものに大きなっ問題はないようですが、チェックがついた項目は改善して、体調の悪化を防ぎましょう。
チェックが4~7 夏バテ度50%
気が付かないうちに蓄積させた冷えやコリがあるかもしれません。
室内では一枚羽織ったり、冷房のきいた部屋で長時間過ごす場合は温かい飲み物を飲むよう心がけましょう。
チェックが8~10 夏バテ度80%
重い体や食欲不振、夜、ぐっすり眠れていないなどあなたの体はかなり無理をしています。
早急にチェックのついた生活習慣を改めましょう。
今日からできる夏バテ対策
まずは麺類やパンだけで食事を済ませないよう心がけましょう。
麺類やパンといった炭水化物を代謝するためにはビタミンB1が欠かせませんが、ビタミンB1は疲労回復にも作用するため、炭水化物の摂取量とビタミンB1の摂取量のバランス次第では疲労の回復にまでビタミンB1が回らなくなってしまうこともあります。
ビタミンB1は豚ヒレ肉や豚もも肉、玄米(糠の部分)に多く含まれています。
就寝1時間前からは脳を興奮させないようにしましょう。
具体的にはスマホやパソコンのディスプレイを見ない。
テレビを見ない。
暴力的な描写などを目にしないことです。
脳が興奮すると深い睡眠に入れなくなってしまい、成長ホルモンの分泌が減り疲れが解消されないまま朝を迎えてしまいます。
「分かってはいるけど。」そんな言葉が聞こえてきそうですが、分かっているならさっさとやりましょう。
あなたの疲れは誰も代わってくれませんから。