連日更新される最高気温にうんざりの毎日ですよね。

室内ではエアコンが欠かせない毎日ですが、大きな体調不良ではないけど何となくいつもと違う体調が気になってはいませんか?

今回はもしかしたらたまっているかも知れない「隠れ疲労」についてご紹介します。

 

隠れ疲労度チェック

下記の症状で当てはまるものはいくつあるかチェックしてみて下さい。

  • 仕事をしている時、いつもより細かいことが気になる。
  • 人から言われた事が、いつもより心に引っかかる。
  • 気になることをつい夜遅くまで考え込んだり、早めに目が覚めたりしてグッスリ眠れる夜が減っている。
  • 何となく体が重く、何をするにも億劫に感じる。
  • 家事や仕事上のルーティンワークなのにイラッとすることが増えた。
  • 休日にレジャーや研修などの予定は入れているものの、当日になるとテンションが下がって出かけるのが嫌になる。
  • 休日に外出しても、すぐに疲れを感じてあまり楽しくない。
  • 病院に行くほどではないが、胃もたれや便秘、下痢などの消化器系の調子が悪い。
  • 肩や首のコリ、腰痛、頭痛や頭重、耳鳴りなどの症状が以前より頻繁に起こる。

 

3つ以上当てはまれば要注意

3つ以上当てはまった人は、疲労の蓄積によって自立神経が乱れている可能性が大です。
まだ病的な不調には至っていませんが心身ともに疲労がたまっているため、微妙な気力や体力の低下が起こっています。

なんの対策もとらずにいると徐々に体調が悪化し、憂うつな気分の日が増えパフォーマンスに影響を与えかねません。

また今年のような猛暑ではエアコンのきいた室内と屋外の気温差が非常に激しいため、自律神経が更に乱れやすくなってしまいます。

ちなみに気温差が5度以上あると自立神経の乱れを生じやすくなると言われています。

 

隠れ疲労を蓄積しない3つのポイント

(1)自律神経の乱れを調整するためには睡眠が欠かせません。平日でも6時間以上の睡眠を確保するようにしましょう。
熱帯夜が続いているのでエアコンはタイマーではなく「つけっぱなし」で。エアコンをタイマーにして寝るとタイマーが切れて室内の温度が上がると暑さで目が覚めたり、眠りが浅くなったりして十分な睡眠がとれなくなります。

(2)ランチタイムはひとりでゆっくり食べましょう。同僚と一緒にランチを取るとどうしても仕事の話になってリラックスすることが出来ません。
単品メニューではなくバランスのいい定食を選び、噛むこと、咀嚼中の味の変化などに意識を集中させてリラックスし、副交感神経を優位にしましょう。

(3)通勤中にスマホを見るのをやめましょう。
ほとんどの人がバスや電車の中でスマホを見るのが習慣になっているようですが、SNSやスマホゲームをするだけで脳は膨大な情報の処理をしなければならず、疲れを蓄積していきます。外の景色を眺めたり、ボンヤリ過ごして脳を休めてあげましょう。

今年の夏は室内と屋外の気温差を5度以下にするのは、かなり厳しい暑さです。
その分、睡眠時間や脳の休息時間を確保して疲労の蓄積を防ぐ工夫をして下さいね。