前回は読書の秋をテーマにお話しましたが、今回はスポーツの秋をテーマに取り上げてみたいと思います。
そうは言ってもそんなにハードなお話ではありません。

デスクワークをしていると、どうしても低下しやすい午後のパフォーマンスを上げるための、ちょっとした工夫をご紹介します。

座るより歩く方が60%も創造力が向上する!?

米スタンフォード大学研究によると、座ったままよりも歩いているときの方が平均で60%もクリエイティブな能力(クリエイティビティ・創造力・創造性)を向上させることが明らかになったというのです。

http://news.stanford.edu/news/2014/april/walking-vs-sitting-042414.html

これまでは屋外を歩くことで気分転換になったり、有酸素運動と認知機能の向上についての研究が多かったのですが、今回は有酸素運動にもならないような軽い歩行に焦点を当てて、室内に置かれたランニングマシンやただ部屋の中を歩き回る実験も行われ、いずれも優れた効果を発揮したという結果が出ています。

しかも、少し歩き回って席に戻り座っていてもハイパフォーマンスが維持されるとのこと。

少なくとも1時間に1度は席を立って歩きましょう

座りっぱなしのリスクを軽減するためには、30分に1度立つかどうかが分かれ目となっていますが、まずは1時間に1度席を立ち歩く習慣をつけて、その後30分に1度席を立ち、お昼休みに10分~20分程度歩くことを始めてみてはいかがでしょうか。

働き方改革で終業時間が短くなってもパフォーマンスが上がらなくては仕事が思うように進まず、ストレスになりかねません。人の集中力はあなたが思っているほど長く続きません。それならいっその事、こまめに立って歩く習慣をつけた方が効率よく仕事が出来ると思いますよ。