GWが終わったのにまだ仕事スイッチが上手く入らず、朝起きて体のだるさなどを感じていませんか?
何だかんだ言っても連休となると家族との付き合いや普段の睡眠負債の解消、そして自分も遊びたい!等々で生活がどうしても不規則になってしまう人がほとんど。

そんな中、4月に人事異動があったり新入社員との接点が多い人が陥りやすいのが「5月病」医学的には適応障害のひとつとされていますが、今回は5月病の改善法についてご紹介したいと思います。

 

理想と現実のギャップ

4月は環境の変化を期にモチベーションが高まる時期。
新たに目標を立てたり、理想を描いたり。
そして1ヶ月ほどすると「何かが違う?」「思うように進まない。」などモチベーションが下がり始めたところにGWの長期休暇がやってくる。

張り詰めていた気持ちがプツンと切れてしまいやすいんですよね。

これ、実は必要以上に張り切っていた状態がフラットに戻っただけなんです。

そこに気が付くと少しだけ気が楽になりますよね。

 

5月病チェック

今回はちょっとチェックリストを作ってみました。

  • 朝早く目は覚めるもののテンションが上がらない。起き上がりたくない。
  • 終日、体のだるさを感じる。
  • 集中力が続かずイライラすることが増えた。
  • 仕事や人間関係に疲れを感じる。
  • 食欲が落ちた。
  • メイクをしたり、髪を整えたりといった身だしなみを整えるのが面倒に感じる。
  • 会社に行きたくない。辞めたいと思う。
  • 自分に対して「ダメなヤツだ。」と落ち込んだり、落ち込む自分に腹が立つ。
  • やりたいことや目標を見失っている気がする。
  • 人と会ったり話したりするのが億劫に感じる。

 

1~2個の該当ならまだ大丈夫かと思いますが、3~6個で要注意。7個以上あったら、一人で抱え込まずに信頼できる人や専門家に相談をお勧めします。

 

まずは食事の改善を

幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」を増やすことで、抑うつ気分を軽減することが出来ます。
セロトニンの分泌促進にはタンパク質、ビタミンB群、炭水化物、ミネラルが必要となります。

そこでお勧め食材は、豚肉(赤身)青魚、大豆製品でタンパク質を。ニンニクやピスタチオ、レバーでビタミンB群を。
そして炭水化物は玄米や全粒粉のパンやパスタがいいでしょう。ミネラルは貝類、海藻類を意識して摂りましょう。

更に、朝起きてすぐ日光の助けを借りてセロトニンの分泌を増やすと、それが就寝時のメラトニンへと変化するのでぐっすり眠れて体の怠さを軽減してくれます。

この他にもきつめの負荷をかけた筋トレもドーパミンやノルアドレナリンといったやる気スイッチが入るホルモンの分泌を促すことが出来るのでお勧めです。

食事も運動も、仕事も…頑張りすぎないで、肩の力を抜いて小さな目標をひとつずつ、こなしていくのもいいかもしれませんね。