酷暑から一転、急に肌寒さを感じるようになってきましたね。

人は本格的な冬よりも寒くなり始めの方が寒さを強く感じるため、コンビニなどでもおでんや肉まんなどが1年で最も売れるのがこの時期だと言われています。

そしてこの時期に増えるお悩みで多いのが肩こりに次いで、背中のこり、痛みです。そこで今回は背中のこり、痛みについてご紹介していきます。

猫背から始まる背中のこり、痛み

毎日、長時間デスクワークをしている人はどうしてもキーボード操作のため腕が前に出た状態が長く続きます。
そして多くの人に見られる猫背。

猫背になると、肩甲骨は左右に大きく開いた状態になるので、背中の筋肉は長時間引き延ばされ負担がかかりっぱなしの状態になります。
仮に猫背じゃなく背筋が伸びた状態でデスクワークをしていても、腕が前に出ているのは同じなので、はやりコリや痛みが出やすくなってしまいます。

 

まずは体を動かしましょう

 

背中のこり、痛みは肩甲骨を動かすことで楽になります。座った状態なら胸の前で両手を合わせ、腕は床と水平に。
そしてゆっくり息を水ながら左右の肘を背後でくっつけるようなイメージで近づけていき、次に吐きながら元の体勢に戻ります。

これを3回ほど繰り替えす動作を1時間に1~3セットすると痛みが軽減されるはずです。

もちろん1時間最低でも1度は立ち上がって少し体を動かすのが望ましいので、立ち上がった時には、背筋をピンと伸ばして背泳ぎの腕の動きをゆっくり繰返すのもオススメです。

その意外な原因とは

筋肉の緊張を緩めるストレッチなどをしても、その場は何となく気持ちいいような気がしても、すぐに元の状態に戻ってしまう人も結構います。

そんな人は筋肉云々よりも内蔵の疲労を疑った方がいい場合もあります。
中医学的な視点から見ると背中には多くの内臓のツボがあります。

つまり内臓が疲れてくると硬くなりやすい場所であるということです。

そんな場合は飲み過ぎや食べ過ぎの改善で、背中のこり、痛みが和らぎます。

男性に多く見られるのが「大盛り無料」「ライスお代わり自由」「替え玉」といったワードにときめくタイプ。
このタイプの人は背中の痛みを訴える人が多いように思います。

終日、デスクワークでお昼は丼もの、ラーメンで替え玉。
別に珍しくないことなのかも知れませんが、それで痛みと付き合わなければならないなんて事の無いよう、食事と簡単な運動を心がけてみて下さいね。