年末年始の休暇が終わり、スーツを着てみたら何だかウエストがきつい?
そう感じている人も少なくないのでは?

サニーヘルス株式会社が毎年、正月太りについてのアンケートを行っていますが、2017年のアンケート結果では60.8%の人が年末年始の休暇中に体重が増加したと答えています。前年までは70%前後を推移していることを思えば10%近くも減ってはいるものの、やはり60%を超える人が太るというのは好ましくない傾向だと言えるでしょう。

調査は全国の18歳以上の男女500人にインターネットアンケートの回答を集計したものですが、1㎏から3㎏増という人が全体の57%を占めています。

https://microdiet.net/assets_c/2017/01/2017diet01-1548.html

男性の方が多い正月太り

また別の調査では年間通しての体重の増加傾向が出されていますが、男性は1年で最も体重が増加するのが年末年始の休暇に対し、女性は5月の連休が最も体重増加がみられるという結果も出ています。

女性は親せきの集まりなどで、接待する立場になることも多いため座りっぱなしというわけにもいかないということもあるのでしょうか。それに対して男性はお正月はテレビを見ながら、お酒にお節、お雑煮とダラダラ食べては飲んで、動くことも少ないことが原因となっているのではないでしょうか。

注目すべきは体脂肪率

日本ではアンケート調査でも体重のみの調査が多くみられますが、本来気にしなければならないのは体脂肪率。
仮に体重が増えていなくても体脂肪率が高くなっていたら、ゴロゴロ寝正月で筋肉が衰え、脂肪が増加しています。

例えば体重60㎏で体脂肪率が20%であれば、体に12㎏の脂肪が存在していることになります。

仮に体重が変わらなくても体脂肪率が23%に増えていたとしたら、脂肪が13.8㎏に増えているということになるので、ホッとしている場合ではありません。

生活リズムと運動

年末年始の休暇で変化するのは体重だけでなく、睡眠時間など生活リズム自体も乱れがち。

狂ってしまった体内時計をリセットするためにも、いつもより15分早めに起きて一駅歩くなど、交感神経を刺激して体内時計をリセットするよう心がければ、仕事の効率も上がることでしょう。

【今回のチャレンジ!】

  • 少し早めに就寝する
  • ちょっと早く起きてみる
  • 一駅分くらい歩いてみる

まずは正月明けの体内時計をリセットして、リズムを取り戻してみましょう。