全国花粉症率ランキング

株式会社マクロミルが全国の20歳~69歳の男女20,000人に対し実施した調査によると、花粉症の有症率は全国で40%。
近年、5歳~9歳に花粉症を発症する割合が増加傾向にあることを考えると、以下に挙げる数値よりも高いものだと考えられます。

都道府県別花粉症率ランキング

上位3県
1位 群馬県 51.7%
2位 山梨県 50.0%
3位 滋賀県 49.7%

下位3県
45位 宮崎県 22.7%
46位 北海道 20.9%
47位 沖縄県 6.9%

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000000624.html

同調査によると花粉症対策として利用されるものはマスクが最多で70.2%、次いで目薬が57.0%、病院での診療、治療、処方箋医薬品などは37.5%、市販薬33.3%、ヨーグルト31.1%となっています。

ここで気をつけたいのが、仕事の忙しさについ市販薬で済ませがちなビジネスパーソン。
花粉症で目薬を使用する際に、添付書類を読む人は非常に少ないようですが副作用として記載されている事項のひとつに

「緑内障の悪化」

というものを多く見かけます。
緑内障は視野の一部が欠けるというのが代表的は初期症状ですが、普段私たちは両目でものを見ているため、少しの視野の欠損があってももう一方の目で見えているため、気が付きにくいものです。緑内障があるのに気づかず市販の目薬を使用して悪化を招いてしまうことは珍しくありません。

緑内障は最悪、失明という結末が待っているので最低限、花粉症で目薬を使用する前に、片目だけでものを見て視野の欠損の有無を確認して下さい。

花粉症の食事対策

一般的にヨーグルトが勧められ、実際に食べている人も多いようです。
ヨーグルトの他にも紫蘇やレンコン、甘いものが好きな人は甜茶なども効果があるとされていますが、あくまでこれは、他の食事のバランスがある程度とれている場合に効果が期待出来るというレベルのもの。まずは野菜、海藻、魚類をしっかり摂ることを心がけましょう。

朝食はパンとコーヒー、お昼はラーメン、夜は揚げ物とアルコール。
そんな食事でヨーグルトを食べたからと言って効果は期待出来ないと思っておいた方がいいでしょう。

詳しい食事内容については近々またご紹介したいと思います。