このところ人と会えばインフルエンザの話題が必ず出るほど、インフルエンザが猛威を振るっているようですね。

つい先日も打ち合わせの時にインフルエンザの話になり、「結局は罹らない身体を作ればいいんですよね。」という話になりました。

そこでインフルエンザの予防に有効な食品を今回はご紹介します。

冬場に不足しやすいビタミンD

冬場にインフルエンザが多いのは空気の乾燥だけでなく、日照時間が短い上に寒いので屋外での肌の露出が少ないことからビタミンDが不足しているのも関係しています。
ビタミンDは食品からの摂取と皮膚が紫外線に当たることで体内で生成されます。
ビタミンDとインフルエンザの関係については6~15歳の子ども達を対象にビタミンDの投与群と偽薬の投与群に分けて調査したところ、ビタミンDの投与群の方がインフルエンザの罹患率が低かったという発表(1)もあります。

ビタミンDは金やウイルスと戦う免疫力を高める働きがあるのです。ビタミンDはキクラゲ、ホンシメジ、まいたけ、ブナシメジなどのキノコ類や紅鮭やカジキ、ニシンやさんまなどの魚にも多く含まれています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20219962

ミネラルもしっかり摂りましょう。

ミネラルの中でも亜鉛やセレンはインフルエンザウイルスの働きを抑えることが分かっています。
セレンは牡蠣、うに、たらこやウナギ、カツオ、牛肉やラム肉などに多く含まれ、亜鉛は牡蠣、アサリ、油揚げ、納豆や牛肩ロースや牛モモ肉(赤身)などに多く含まれています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10218756

この他にもニンニクにもインフルエンザの重症化を防ぐ働きがあるので、冬こそしっかりとニンニクや魚介類、キノコ類を摂ることを心がけて頂きたいと思います。