気温差の激しかった今年の春もやっと落ち着き始めたようですね。
しかし厄介なことに現代人は気温差で乱れた自律神経がなかなか正常な状態に戻らないようです。

何故なら、この時期は気温差のストレスに加え、新入社員の入社や部署の異動などで、大きな環境の変化も伴うからです。
もし「最近、ケアレスミスが増えた。」「気が付いたらボンヤリと時間を過ごしていてハッとした。」そんな自覚があったら…睡眠不足かも。

 

ところで、皆さんは睡眠不足の人ってどんなイメージがありますか?
やつれて目の下にクマがある?残念ながら睡眠時間が短いと太りやすくなってしまうのです。

 

平均睡眠時間が5時間以下だと50%も太りやすくなる!?

米コロンビア大学の研究によると(32~59歳の8000人が対象)睡眠平均時間が7~9時間の人と比べて、4時間以下の人では73%、5時間の人では50%、6時間の人でも23%多くの人に肥満傾向が見られたというのです。

 

食欲をコントロールするホルモンの変化

また英スタンフォード大学の研究(30歳~60歳の1024人が対象)では平均睡眠時間が8時間の人と比べて、5時間以下の人は血液中の食欲増進ホルモン「グレリン」が14%も増加し、逆に食欲抑制ホルモン「レプチン」が15.5%も減少していたと発表しています。

グレリンとは主に胃から分泌され脳の視床下部に働きかけるホルモンで、あなたの「もっと食べたい!」を応援?してくれます。
そしてレプチンは主に脂肪細胞から分泌されるホルモンで、視床下部や交感神経に働きかけ満腹感を与えてくれる上に脂肪の蓄積を抑制してエネルギー消費を亢進する作用もあります。

 

脂肪細胞が多すぎても働かないレプチン

脂肪細胞からレプチンが分泌されるなら、脂肪細胞が多い方がいいかというと、そうでもありません。

脂肪細胞が多すぎるとレプチンを受け取る受容体の反応が鈍くなってしまい、レプチンが分泌されても受け取ることが出来なくなって、更なる食欲増進を招き、食べ続ける⇒脂肪細胞の増加⇒もっと食べたくなるという肥満のスパイラルが起こってしまいます。

肥満と関係が指摘される病気は多い

筆者自身もかつては155cmの身長で84kgをマークした経験があるほどですから、決して肥満を全否定する気はありません。
ただし肥満であっても健康リスクがない場合に限ります。
しかし残念なことに肥満と関連が指摘されている病気は、糖尿病、高血圧にさまざまな種類のガン。

日常でも腰痛や膝痛など日頃の生活が辛くなる症状も出やすくなってしまうので、あえて厳しい現実をお伝えしています。

睡眠不足⇒体が重い⇒気が重い⇒パフォーマンスの低下。
そんな事にならないように睡眠時間が6時間未満の人は今夜から30分でもいいので就寝時間を早めてみてはいかがでしょうか?

深夜じゃないと出来ないことはほとんどないはずです。